横浜市を中心に警備業を行っております。
誠総合企画 スタッフの杉野です。
12月7日、個人的都合によりお休みをいただきました。
理由は、私の父が横浜に来るからです。
岐阜に住んでいる父がわざわざ来るのです、会うしかないでしょう。
さて、私事です。
地元から横浜に出てきてから7年ほどが経過しました。
最初の2年は大型連休の度に帰っていましたが、もう何年も帰っていません。
その為、私の記憶にある父親は頭髪が完全に無に帰している状態で止まっています。
あれから少し改善したという事なので楽しみで仕方がありません。
と思っていたのですが、父親の再婚相手も同伴という事で
気まずい事 この上ない一日になる、そんな予感がありました。
当日
江の島に行きたい と言っていた父の再婚相手、仮にAさんとしましょう。
Aさんは単身赴任で東京に出ているものの、県外に出る事は無く
江の島に行ったことがないそうです。
その為、江の島に行くことを予定していました。
当日は片瀬江ノ島駅で父とAさんと合流し、
そのまま江の島へと歩いていきました
さて、昼から雨が降ると言われていた神奈川ですが、
天気が崩れることなく 曇空をキープしていました。
さて、曇っていても江の島は素晴らしいものです。
大きな橋を超えると参道が現れ、両脇に魅力的な店が立ち並びます。
少し先には大きな鳥居があり、活気と静寂を併せ持ったような魅力を感じました。
食事
集合が11時で 江の島に到着したのが11時10分、丁度昼食の時間に最適という事で
参道を歩きながら店を探すことにしました。
江の島の推しているものは “しらす” という事で、
“生しらす丼” “しらすコロッケ” “しらすアイス”など様々なものが売り出されていました。
また、店のショーケースには”生しらす丼”が展示されておりました。
せっかくなので我々も”生しらす丼”をいただくことにしました。
店はたくさんありましたが、生簀がある店を選び入店、テーブル席に着きました。
食事と飲み物を注文し、到着までは3人で話をすることに。
不健康そうだった父親も現在は幸せそうで 少し太っており、
一時期は後退していた髪が生え、フサの者と化していました。
しばらくすると注文した品が到着しました。
私が注文したのは “カンパチと生シラス丼”が届きました。
色鮮やかな海鮮丼は見ても食べてもどちらもよし。
岐阜では食べられない海鮮丼に父は満足していました。
生シラスは不思議なもので 小さくてつるっと口に入っていきました。
噛むとこれまた不思議な食感がありました。多分目の部分です。
これはまた面白い、と次々に口に運ぶとなくなってしまいました。
そういえば、シラスは釜茹でしたものしか食べたことがないことをこの時に知りました。
参拝
食事を終えてからは江の島巡りをしました。
大きな鳥居をくぐると神社や自然風景が現れました。
風情ある島を歩くのが楽しくて階段を上りズイズイと進む私。
と息の上がる2名。
老けたな親父・・・。
そしてまだ僕は若い。
悲しみと喜びの二律背反。
という事で二人を考慮し、エスカー(エスカレーター)を利用しました。
何度か江の島には来ていますが、これを利用するのは初めてのため少しわくわくしましたが、
そこらにあるエスカレーターと違いはありませんでした。
さて、エスカーを利用してさらに先に進むと、少し開けた場所に出ます。
ここが有名な “サムエル・コッキング苑”。(写真無)
後日聞いた話ですが、12月9日に土木の現場でここに行ったのだとか。
閑話休題
ここから先は階段を下ることになりました。
さらにズイズイと進むと海と崖が見え始めました。
ここから急な坂が続き、それを越えると海が間近に迫ります。
長時間歩いて見たこの風景はとてもきれいで感動しました。
海を右手に崖を左手にさらに進むと、岩屋というところが現れました。
入場料数百円を支払い、中に入りました。
岩の中を進み、様々な作品を見ました。
芸術分野は詳しくない為あまり多くを語れませんが、よかったです。
さて、岩屋を後にして 先ほど通った道を再度歩くことに。
当然ながら さっき下った階段を上ることになります。
私は問題ないのですが、2名・・・特に父の息が上がっていました。
残念ながらここには楽をする術がない為頑張ってもらう事に。
辛く長い階段を登り切り、先ほどのサムエルコッキング苑付近で一度休憩しました。
それからは近くにある 見晴らしのいい場所から風景を楽しみました。
曇り空から少しの晴れ間が見え、とてもきれいです。
写真には写らない美しさを肉眼でとらえることが出来ました。
その後、来た道を引き返し 鳥居をくぐって江の島を後にしました。
私は小田急で 父は江ノ島電鉄で帰るという事で
最初の集合場所で別れました。
朝の憂鬱な気分とは打って変わって さわやかな気分でお別れが出来ました。
気が向いたときにでも実家に顔を出そうと思います。
また一つ、気になっていたことを今年のうちに完了することが出来ました。
やはり親にしても友人にしても、久しぶりに会えることはいいことだと思いました。