横浜市を中心に警備業を行っております。
誠総合企画 スタッフの杉野です。
12月27日から29日 3夜連続で”岸辺露伴は動かない”が放送されます。
高橋一生演じる 岸辺露伴 が 奇妙な体験をするというストーリーです。
原作では1話ごとに完結していましたが、
昨年放送された第1・2・3話はオムニバス形式となっていました。
少し良改変がされており、原作勢の私でも楽しむことが出来ました。
さて、今回は 第4・5・6話 が放送される予定となっています。
是非見て欲しい作品のため、今回記事にしています。
岸辺露伴とは
岸辺露伴 は “ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない” に登場するキャラクターです。
売れっ子漫画家として活躍しており、面白い漫画を描くために奇怪な行動をとることがあります。
面倒な性格をしており、そのせいで大変な目にあう事もしばしば。
そんな彼は ギフト(原作ではスタンド)という特別な力を持っています。
その名もヘブンズドアー。
触れたものを本に変え、その記憶を読み解くというもの。
また、本に文字を書き込むことでその通りにコントロールすることも可能なインチキ能力である。
(当初は自分と波長の合う人物にしか効果がなかったが、最近ではタコやフライドチキンにも効果があるみたい)
ギフトを持つせいなのか、日常の中にある奇妙な出来事に巻き込まれる。
クセが強く、決して良い人間とは言えないが、なぜか好きになってしまうキャラクターなのである。
勧める”ワケ”
漫画原作、しかも能力モノを実写化する場合は大体失敗する。
CG技術や役者の演技が追い付かないからである。
また、短いフィルムにおさめるために端折られたストーリーにより
ストーリーが破綻してしまう事も少なくはない。
原作者含めファンが涙するのは必定なのである。
←この映画は本当にひどかった。
閑話休題
“岸辺露伴は動かない” も 漫画原作に該当しており、
一歩間違えれば 実写化失敗作品になりかねません。
岸辺露伴の髪形も服装も奇抜で再現すればただのコスプレする痛い人だ。
2020年12月に放送された 1～3話を見るときは恐る恐るテレビを見たものです。
が、これがとてもよかったのです。
理由はいくつかあります。
・有能な監督が付いた
ジョジョの奇妙な冒険は アニメ化もされている作品です。
その際に脚本担当になったのが 小林靖子 さん。 彼女の担当した作品は 評価が高い為、
手腕が高いと思われる。
そこらのファンよりもジョジョに触れている彼女だからこそ面白い作品に出来たと考えられます。
・敢えて解釈を変えることで初見にもわかりやすくした
ジョジョに登場する能力 スタンド、これを才能(ギフト)に置き換えることで、
説明に割く時間を短縮、初見でもわかりやすいように改変してある。
また、原作からオチを変更することで オムニバス形式のストーリーに変更できた点、
3夜連続放送の強みを生かせた点だと考えます。
・キャラが持つアクの強さを演者が乗りこなした
実写化すると必ず ルックスメインの大根役者が抜擢されるのが邦画界の闇です。
今回の作品については ルックスも良いが演技が素晴らしい役者が起用されました。
癖の強いキャラクター、独特の言い回しがあるセリフを奇妙で自然に演じきった
役者があってこその成功だと考えました。
さて、今回放送されるストーリーの中で期待したいのが
第4話 ザ・ラン と 第5話 背中の正面 である。
4話に関しては 原作のあのシーンをどうやって再現するのかについての興味があります。
5話は 岸辺露伴がサブキャラとして登場する ジョジョ4部本編の出来事のため
どのようにストーリーを改変するのかが気になっています。
4～6話全部が別の時間に怒っていることであり、原作では繋がりがないが
今回もどのように改変をして つながりを持たせてくれるのか。
期待することを “やめる” ことはできない！
どちらにしても、原作勢も未読勢も楽しむことが出来ると思います。
年末、敢えてジョジョ関連の作品に触れてみませんか？
これを機に ジョジョ沼にハマることを期待しています。
1月から ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャンが放送されるので
それまでに Amazon Prime 等で 第1部~第5部までを見るのも良いかもしれません。
年末年始はみんなでジョジョを見よう。
