横浜市を中心に警備業を行っております。
誠総合企画 スタッフの杉野です。
突然ですが、皆様の視力は良い方ですか?
私は高校生の時に悪くなり、
現在では裸眼の視力が0.1以下になっています。
日常生活でも少し先の文字が読めなかったり、
人の顔が不鮮明になったりと弊害があります。
では、運転中や業務中はどうしているの?
なんて言われてもおかしくありませんね。
もちろん運転や警備員としての業務中は眼鏡をしています安心してください。
しかし、眼鏡は疲れる事や 置き忘れるリスクがあるためあまり好きではありません。
また、最近ではマスク着用が必須となっており、冬場だと眼鏡が曇ることもあります。
不便に不便を重ねるこの眼鏡、嫌いではないですが好きではありません。
という話を最近友人としていたのですが
「コンタクトに切り替えればいいじゃない」と言われました。
「いや、コンタクトは維持費が・・・。」と否定したい気持ちはありますが、
否定から入るのは人間関係を悪化させるため、一度話を聞こう。
「それは確かに、維持費って結構かかるの?」と肯定して質問する方向にシフト。
「2Week ならそんなにかからないかな。」
「ちょっと調べてみるわ。」
友人のおかげでコンタクトに興味を持てた私でした。
という事で善は急げ、眼科に問い合わせて検診をやっているか確認。
やっているが予約はしてないとの回答。
予約なしで受けてやりましょう。
検診編
9時30分の開院に合わせて 家を出た。
「まぁ、どうせ僕一人やろし 10分くらいなら外で待ってもええやろ」という気持ちだったが、
既に10人くらいが待機していた。
とりあえずその列の最後尾に並び シャッターが上がるのを待つことに。
5分くらい経過するとシャッターが開き、受付が開始される。
意外とすんなり受付は終了し、時計の針が9時30分を指す頃には 私の番が来ていた。
受付「本日はどうなさいましたか」
私 「コンタクトレンズの検診に参りました。」
受付「それでは問診票を記載して、完了後にまた受付までお越しください。」
2分で問診票を書き、受付に持っていく。
受付「もし検診後にコンタクトを購入するのであれば 隣の お店がおすすめです。」
私 「ではそれで。」
受付「では、この青いファイルをもって 隣の店の受付まで行ってください。」
私 「はい、わかりました」(わかっていない)
その後、コンタクトレンズ屋でいろいろあったが割愛。
上の店でまた別のクリアファイルを預かった為、眼科の受付に渡すことに。
私 「店からファイルを預かりました。よろしくお願いします。」
受付「お預かりします。本日は眼鏡をお持ちでしょうか?」
私 「はい、常用のものを持ってきています。」
受付「かしこまりました。えっと、おいくつになるんですかね?」
私 「あー、確か・・・。最近少し下がったから0.1あったかな?ないかも。それも測定してもらえるとありがたいです。」
受付「あ、年齢のお話です。」
私 「あっ、26歳です。いや、よく考えたら24歳でした(本当は25歳)。」
受付とすれ違いコントを繰り広げた後、案内された椅子に座る私。
担当医「それでは、本日検診を行います。視力検査から行いますので奥の席まで移動してお座りください。」
私「わかりました」
担当医「あ、そこではなく 手前の椅子です。」
最奥の椅子に座るも違ったらしく、手前の椅子に案内された。
これだけは言える、私は悪くない。
その後無事に視力検査や 目に空気を当てる検査を終える。
邂逅編
検査終了後は 実際にコンタクトレンズを触ってみようのコーナーだった。
まずは 担当医が目にコンタクトレンズを入れてくれるという事だった。
「まぁ、入れてもらえるなら余裕でしょう。」
そうなめていたのが間違いでした。 怖い。
眼球に指を向けられるのってすごく怖い。
そして何より、そんな状況で両目を大きく開かなくてはならないことが難しい。
担当医と格闘すること5分、やっとコンタクトレンズが目に入った。
私 「おお、全然違いが判りません。」
担当「片目しか入っていないですからね」
私 「あ、はい。」
そりゃ、バランスが悪いから見えずらいのも仕方ないか。
もう一方も担当医に入れてもらうとあら不思議、鮮明に美しい世界が広がった。
眼鏡のレンズを通さない分、それはそれは鮮明に。
私 「すごく視えます」
担当「よかったです。では外してみましょうか」
私 「🤔」
装着したなら外すのは必然、という事で外すことに。
担当「では、鏡を見ながら 片手で上瞼を抑えて もう片方の手(親指と人差し指)でコンタクトをつまんで取り出してみてください。」
私 「🤔」
とりあえずやってみよう。 最悪眼球つまむくらいの覚悟でやってみた。
取り出すことはできなかった。
すごく難しい、そもそもコンタクトどれかわからないし滑るし怖いし。
もう一度コツを聞いて実践、これまた5分格闘すると無事取り出せた。
もう片目も苦戦するのか・・・と思い挑戦するとこっちは一瞬で取れた。
コンタクトレンズを外して周りを見回すとぼやけた世界が・・・。
いつもはこんな景色を見ているのか・・・。と少し不思議な気持ちになりました。
担当「さて、では自分でコンタクトレンズを付けてみましょうか。」
私 「わかりました。」
説明を受け、鏡をまっすぐ見つめながらコンタクトレンズを入れることに。
人の指と違い、目に向けても恐くはないだろうと思っていたが怖かった。
格闘すること5分、なんだか先ほどとは違う手ごたえがあった。
指先には残っておらず、これは入っただろう。ということで
「あ、入りました。」そういうと
「床に落ちていますね。」と担当医から告げられる。
落ちたコンタクトレンズの洗浄を行ってもらい、再トライ。
申し訳なさでいっぱいになった私は本気を出すことにした。
さっきよりもしっかりと目を見開きしっかりと入れた。
私 「これで終わらせます!よし、入りました!!」
担当「指に残ってますね」
そんなやり取りを繰り返し、 10度目の終わらせる発言の後入れることが出来た。
もう片方もやるのか・・・そう思っていたが 左目は1回で終わった。
自分で入れられたことに感動を覚えた。
担当「これで本日は終了なので受付でお名前が呼ばれるのをお待ちください。」
私 「ありがとうございました。」
やり切った私は満足感を抱き、受付の椅子に腰を掛ける。
財布の入ったカバンを先ほどの部屋に置き忘れたのはここだけの話しだ。