横浜市を中心に警備業を行っております。
誠総合企画 スタッフの杉野です。
文字を書くときに利用するものといえば何でしょうか。
ボールペン や 鉛筆、シャープペンシルなどが無難でしょうか。
扱いやすくて 維持費、買い替えにかかる費用も抑えられる点から
色々な場面で活躍している印象です。
前置きはさておき、万年筆を使ったことはありますか?
万年筆といえば 見事な顎鬚を蓄えた老紳士が使用しているイメージですが、
私のような 純日本の紳士も利用しています。
少し古臭く、使い勝手の悪いイメージが先行する万年筆。
①インクが切れたら補充をしなくてはいけない
②定期的にメンテナンスをしなくてはいけない
③文字が書きづらそう
④そもそも万年筆が高そう
この前知り合いから 上記4点の悪いイメージを上げてもらいました。
にわかの私視点で それらについての回答をしていきます。
①インクが切れたら補充をしなくてはいけない
万年筆はインクが切れたら補充をしなくてはいけません。
その度にペン先をインクボトルに入れて、コンバーターの上部を回す必要があります。
しかし、そんなに面倒な事でしょうか?
実際にやってみても たったの1分で完了する作業です。
どの文房具にも言えることですが、永久機関ではありません。
鉛筆であれば 小さくなれば使い捨てて交換。
ボールペンであれば替え芯の交換、もしくは使い捨てて交換。
万年筆の場合は インクの補充 というだけ。
ひとつデメリットを上げるとすると、急にインクが切れた場合、
ボトルを持っていない時に補充が出来ず困るくらいでしょうか。
しかし、現在は インクの替え芯が売っているので上記問題も解消できるでしょう。
とすると、①については大きなデメリットにはなりえないことがわかります。
②定期的にメンテナンスをしなくてはいけない
これについては記載の通りです。
2週間に一回、最低でも1か月に一回は洗って乾燥させて・・・。
というメンテナンスをしなくてはいけません。
洗うだけならば10-20分程度で終わるのですが、その後乾燥させて
使えるようになるまでにはかなりの時間を要します。
洗い10分、乾燥1日-2日 程度なので すぐに必要な際には、
ボールペンを使用せざるを得なくなります。
②については はっきりとしたデメリットであることがわかります。
③文字が書きづらそう
万年筆はボールペンと構造が違うため、決まった角度からしか文字が書けません。
その為、慣れるまでは 書きづらいと感じるはずです。
しかし、慣れてしまえば ボールペンよりも書きやすいと感じるようになります。
万年筆は 力を入れずに文字を書くことが出来るため、負担が軽減できるのです。
また、心なしか文字がきれいに見える気もします。
③もデメリットではないと私は思います。
④そもそも万年筆が高そう
万年筆の値段についてはピンキリです。
高いものを要求すれば数十万円なんてものもあります。
が、それはブランドや機能、金属の種類によると思います。
細かい部分にこだわらないのであれば 100円均一にだって売っています。
(さすがに100円均一は怖いが・・・。)
個人的におすすめなのが 1000円程度で売っているものです。
PILOT(パイロット) のカクノ は非常にコスパが良いのが特徴です。
高級志向の方には向きませんが、試してみたいという方には最適です。
1000円で入手可能なため、④もデメリットにはなりません。
さて、簡単に思いつくデメリットを4つ挙げて解消しましたが
続いて個人的に良いと思っていることを1点だけ上げたいと思います。
【個人的推しポイント】インクを選ぶ楽しみがある
万年筆はインクによって文字を書きますが、そのインクのバリエーションが豊富です。
その為、お気に入りのインクを選ぶ楽しみというものがあります。
例えば、ただの”青” ではなく “月夜” とか、”紺碧” という色が存在します。
手帳に記す際は 好きなインクを用いるため、書くことに喜びを覚えます。
Pilot から 販売されている 色彩雫 だと様々なバリエーションがあります。
個人的におすすめは “月夜” と “松露” です。
月夜に至っては 目に優しい色あいのため、勉強に用いやすいです。
この24種類の中に気になったものはありましたか?
実物を見てみたい場合は 近所の大きな文房具店を訪ねることをお勧めします。
もちろん、インクは Pilot 以外からも発売されているので他所で探してもOK、
お気に入りのメーカーを見つけるのも楽しみの一つとなるでしょう。
不安の解消及び、個人的なおすすめをしたわけですが
少しは気になってもらえたでしょうか。
調べてみて気になったインクがあった。
気になるデザインの万年筆が見つかった。
そうであればにわか の私もうれしく思います。
この記事をきっかけに万年筆デビューしてみませんか?