横浜市を中心に警備業を行っております。
誠総合企画 スタッフの杉野です。
先週の日曜日、伸びきった髪の毛を切るために美容院に行きました。
場所は横浜市内某所。
在籍スタッフ数の多さと程よい価格、腕前の良さが気に入っています。
さて、女性ならば当然のように通っている美容院ですが
男性の皆々様にとってはハードルが高いのではないでしょうか。
私はそう思います。
髪の美容や維持は女性の行う事。男は散切りヘアー のみ。
そんな時代はもうとっくに過ぎている、そうに違いない。
髪を尊ぶ気持ちに性別はない。
という事で恥ずかしがらずに行ってみよう。
そんな強いメンタルを持つ私は美容院に足を運ぶ。
スタッフに会員カードを提示して受付を済ませて待合室に座る。
ここで真っ先にオレンジページを見るとポイントが高い。
「ああ、この人料理とかするんだ。」「美容院に居ても納得」
こういった細かな行為が美容院に溶け込むために必要な細工である。
担当に名前を呼ばれたらまずは落ち着こう。
オレンジページに集中するがあまり呼びかけに驚いてしまうと浮く。
跳ね上がった心臓を落ち着かせたら「はい」と呼びかけに応じよう。
次にスタッフの先導でシャンプー台に向かう事になる。
この時はスタッフのスピードにあわせて歩くように。
狭い室内とはいえ迷子になる可能性もあり。
無事に到達できたらば、指示に従いチェアに腰掛けよう。
床屋と違い天井を見つめるスタイルになるので違和感があるかもしれない。
(床屋は打ち首スタイルのため)
ここも焦らずにスタッフにされるがままに、流れに身を任せよう。
少しするとチェアが倒れる為、上手いことそれに合わせよう。
完了後に顔に白い布をかぶせられる為ここまで来れば安心だ。
(この時の注意点としては 変顔しているとばれるという事だけ。)
さて、頭を洗われることになるが ここは基本的に床屋と同じだ。
「お湯加減は如何ですか」「かゆいところはございませんか」
美容師/理容師の用いるテンプレート会話文だ。
ここで「あついです/つめたいです」 や 「うーん、痒い」と言ってはいけない。
予定調和を乱された美容師が戸惑う。
そしてこちらも同じくして動揺してしまうからだ。
「大丈夫です」
この一点張りで挑もう。変なことをしてはいけない(戒め)
でも洗い残しがあるかもしれないのでそれは言おう。
私は洗い残された悲しい過去があります。
シャンプーが完了するとタオルドライをしてもらい
謎の布を被せられたら次のステップに向かう。
またスタッフ先導の元 カット専用のチェアーへ。
着座後、スタッフから数種類の雑誌を出される。
ここで MEN’S NON-NO が出てきたら自信を持っていい。
あなたはハンサムだ。
(私はDIME という雑誌とよくわからないファッション誌しか出されたことがない)
まだ明確なヘアスタイルを思い浮かべられていないならばヘアカタログを見るのもいいだろう。
雑誌に目をやっていると本日担当の美容師がやってくるだろう。
その時はしっかり名前を覚えよう。
常連になったにもかかわらず美容師の名前を憶えていないと気まずくなるからだ。
簡単な挨拶が完了したらば希望のヘアスタイルを提示する。
わからなければ 先ほど目を通したヘアカタログからチョイスしてもらうのもありだ。
「店員さんのお任せで」 これだけは絶対にいけない。
スタッフはあなたのことを知らないし好みは人それぞれだからだ。
そのスタッフが世紀末覇者が好みの場合モヒカンにされかねない。
さて、無事ヘアスタイルを選択出来たら後は美容師に任せよう。
会話の主導権を美容師に握らせる。それだけで十分。
話がしたくないならば 瞳を閉じて完成後の自分を描こう。それだけでいい。
たとえ美容師が僕の心を置き去りにしても。
さて、楽しい時間は短いもので数十分もすればカットは完了する。
もしパーマを充てるならばさらに1時間は見た方がいい。
その後は再度シャンプー台に案内されることに。
髪の毛をしっかりと落としてもらおう。
立ち上がると さっきまで人だっものがあたり一面に散らばっている。
ちなみに、髪の毛は生ごみではなく 産業廃棄物扱いになるらしい。
私の通う美容院の場合、まとめてポリバケツに入れてベランダに置いているらしい。
さて、先ほどと同じくタオルドライが完了したら 顔拭きタオルが贈呈される。
温かくてアロマ香るタオルが9割、生乾き雑巾の香りが1割。
外れを引いたらその日は寝込むことをお勧めする。
顔を拭き終わると先ほどカットしてもらったチェアーへと案内される。
そこでは簡単なマッサージが施され、疲れを癒そうという労いの気持ちが見て取れる。
そしてドライヤーで髪の毛を完全にドライさせて完了。
「セットはしますか?」
もしこう聞かれたらチャンスタイムだ。
そこで「はい」と答えることでワックスのつけ方を教えていただけるからだ。
まぁ、職人レベルのセットを再現することはできないだろうが
ある程度模倣することはできるだろうと信じてしっかりと見届けよう・・・。
ワックスで格好良くしてもらったらこれにて終了。
後はお金を払って談笑、次回の予約を取って帰ろう。
さて、美容院に行ったことのない皆様は イメージできましたか?
読んでいただいてわかる通り美容院も案外ハードルは低いです。
安心して通う事をおススめします。
髪の毛が伸びきっているそこの皆様、今すぐ予約しましょう!