横浜市を中心に警備業を行っている誠総合企画です。
3月26日は夜勤で三崎港に行ってきました。
あたりを見回すとそこら中に”海鮮丼”の文字が。
20時頃に到着したがすでに閉店しており、ありつくことはできなかった。
おおよそ1,500円~2,000円程度が相場のようだった。
海のない地方で育った私は未だに海を見ると感動してしまう。
それと同時に漁港やマグロといったワードにはめっぽう弱いのだ・・・。
それなのに堪能できない辛さ、なんとも過酷な夜勤となりそうだ。
現場が始まる前に簡単に下見をする。
交差点を絡む片側交互通行となっているが、信号は常時点灯のため
切り替わるタイミングを見計らう必要もなく、交通量自体も少ないため
余裕をもって対応できると感じた。
20時40分になりミーティングが始まる。
監督から現場の大まかなタイムスケジュールや作業内容が伝えられる。
いまだに聞き慣れないワードが飛び交うことはあるが
そういう場合は後程先輩に教えてもらう。
本日は交差点(三差路)の片側交互通行になるとのこと。
(作業内容については割愛)
交通量自体も少ないのでやはり焦らずに対応すれば事故は起こりえない。
そんな現場だった。
ただし、漁港が近くにあるため
もし現場が長引いて5時頃まで続くようであれば混雑する可能性は有り得る。
その覚悟だけはして配置に向かう。
現場が始まり規制が始まる。
規制をしている途中というのが一番事故が起こりやすいタイミングで油断してはいけないと教わった。
今でもこの瞬間ばかりはどうも苦手である。
早く規制完了してくれ・・・と願っているうちに規制は完了。
車両が一台も接近することなく作業に取り組むことができたのだ。
私が配置された場所は、少し曲がりくねり見通しが悪い。
その為、なるべく接近音やライトの明かりに注意する ということを心がける。
また、立ち位置の少し手前に小さな枝道があるので、大通りだけでなく背後の枝道にも注意をする必要があった。
とはいえ車通りも少なく、3月上旬に行った用田に比べれば大したことはないように感じた。
ハードな現場をこなしたおかげで成長できたのかもしれない。
時々来る車両や枝道からの車両を誘導し、事故なく現場終了。
漁港が始まる前に終わったため混雑することもなく終了できた。
海鮮丼 の文字を横目に海風を浴びて感じる。
風は少し冷たいが防寒着がなくとも十分なくらいには温かい。
それに揺られ舞い、ヘルメットに張り付いた桜を見、木を見る。
もうすぐ満開になりそうだ。
桜は冬を経て大きく変化しようとしているが
自分はどれくらい変化できているのか
自身は人間として何分咲きになっているのか。
そんな桜を見て自分と照らし合わせてみた。
まだ蕾ですらない未熟な自分であろうから
来年、八部咲きの桜を見たときは
今日よりは成長しているように努めていきたいと思った。