横浜市を中心に警備業を行っている誠総合企画です。
桜は散り、視覚的に春を楽しめなくなってきた昨今、
なんとなく寂しくなってきたときは耳を澄ませてみてください。
「ホーホケキョ」
竹藪や木々の中から鶯の鳴き声が聴こえるではないですか。
そう、春は聴覚でも楽しむことができるのです。
鶯は別名”春告鳥”と呼ばれるだけあって桜に次ぐ春の象徴と呼べるでしょう。
特徴的なその鳴き声を聞くと癒される方も多いのではないでしょうか。
それもそのはず「法・法華経」と書き表すことができるほど徳の高いもので
聞くことができるのはありがたいとされているからです。
それ、本当に鶯ですか?
ここまで鶯の話をしましたがそれ本当に鶯ですか?
今頭の中に浮かんでいるのは
雀のような小柄な体躯に黄緑色の体表、
目の周りが白く縁どられたかわいらしい鳥。
↑こいつを思い浮かべた方も多いのではないでしょうか?
少し前まではこの鳥こそ鶯だと思っていました。
しかし彼は鶯ではなく “メジロ”と言う名前なのでした。
では本物の鶯ってどんなのだ?そう思われる方も多くいらっしゃるかと思います。
彼こそが鶯なのです。
イメージよりも落ち着いた色をしており驚かれた方も多くいらっしゃるかもしれません。
でもそれが現実なのです。
勘違いの大本となる原因、鶯色というものがありますが
それはどちらかというと少し暗いメジロ色であって鶯色ではないように思いませんか。
同様に鶯饅頭の餡もメジロ色なので勘違いを起こしやすいと思います。
視覚で楽しむメジロ、聴覚で楽しむ鶯
色鮮やかでかわいらしいメジロに素敵な鳴き声を聞かせてくれる鶯。
春は桜だけでなく 生き物も生き生きとしていて
我々に活気を与えてくれます。
まだ春は始まったばかりだと油断しているとすぐに夏がやってきてしまいます。
日々環境の変化に目を配りながら季節を楽しむ余裕をもって生きていきたい
そう思う最近なのでした。